プリズム・アーク ~プリズム・ハート エピソード2~

プリズム・アーク ~プリズム・ハート エピソード2~について

どんなゲーム?

あらすじ
停戦条約を無視したサブルム帝国の侵攻によって王家一族が消息不明になったヴィントラント王国。騎士養成学校に入学した主人公は仲間と親睦を深めていくが、消息不明の王妃だと噂されている同級生の存在や兵士としての戦場への出撃などにより見かけだけの平和は徐々に壊れ始める。生き抜く為に、仲間と共に力をつけながら戦う…という物語。

良いところ

このゲームの良いところ
  • オープニングや道中のムービーのクオリティが非常に高い。
  • 戦闘システムがしっかりとしている。
  • BGMが量も豊富で良質、曲も道中含めて13曲と豪勢。
  • 演出面で力が入っている。表情差分、チップ、SEなどなど、質も量も十分。
  • 序盤はコメディとして入りやすく、そこからシリアスを含ませてしっかりとした読みごたえもある。
  • 戦闘マップにて2周目から登場するマスや1周目では倒せない敵の存在、2周目からは戦闘をスキップ出来る事により周回プレイが苦痛ではない。
  • アニメのように1話1話で区切っており、読みやすくなっている。少しずつ遊ぶ人にもやさしい。
  • 悪いところ

    ここがイマイチ…
  • 戦闘マップや戦闘画面へ変更時に行なわれるロードが非常に長い。
  • かなり序盤からラスボスに対抗出来る武器を所有・使用しているが、早い段階で1度伏線のような描写が1度されているだけで、存在感が薄い。
  • それなのにラスボスとの戦闘でしゃしゃり出てくる為、非常に違和感がある。

  • 作品のボリュームから考えても、ヒロインの数から考えても、Hシーンの数が足りない。
  • 敵国に敗北するという前半部分までは丁寧に話が進むが、後半に入ると道中の描写をカットしていきなり最終決戦直前という場面になっている。
  • 一番最初のセリフと、主人公を格好良くみせるシーンのみ主人公にボイスが入っている為、違和感がある。
  • 敵国の王と、王を利用して悪巧みをしている敵が小物すぎて盛り上がりに欠ける。
  • 改善点

    改善要望
  • 後半は時間が足りなかったのか非常に駆け足気味になっている為、後半のプロローグとして纏めてしまった部分をしっかり描写すればテンポが良くなる。
  • 2周目以降に強い敵のいるマスを用意するのではなく、ノーマル・ハード・ベリーハードのように敵全体の強さを変えた方がやりがいがある。(やりがいを求めていない人はそもそも戦闘スキップをする。オマケ程度に用意された強い敵のマスではやりこみ派は満たされないと思われる)
  • ロード時間を短縮すれば、攻撃手段であるプリズムのコンプリート、2周目からも強敵を倒すために戦闘を行なう敷居が低くなる。
  • 主人公のボイスは全て無しにするか、全て有りにするかすれば、主人公がかっこつけるシーンの違和感が改善される。
  • どんな人におススメ?

    こんな人におすすめ
  • 後半、特にラスト部分がかなり酷い為、おススメ出来ない。特にシナリオ重視の人は前半部分が非常に期待を膨らませる展開なだけにショックを受けるかも。
  • 前半に関しては質の高く、意欲作と言い切れるほど力が入っているので、ある程度アダルトゲームに慣れて独特で挑戦的な作品をやりたい人に触ってみてほしい。
  • 設定などがしっかりしており、後半さえ丁寧に作れば非常に優れた作品に成り得たと思われるので、シナリオや同人ゲームなどの創作に興味がある人、実際に創作に手を出している人たちにおススメしたい。
  • 評価

    グラフィック 8.5/10.0
    サウンド・ボイス 9.0/10.0
    エロティック 4.0/10.0
    ストーリー 4.5/10.0
    キャラクター 7.5/10.0
    ゲームシステム 8.0/10.0
    総合点 41.5/60.0